グラスワンダーに、ドリームジャーニー。奇しくもこの2頭のグランプリホースは、2歳G1・朝日杯フューチュリティステークスの優勝馬であります。しかも3歳時に
はそれぞれ骨折と大スランプと不遇の時代をすごしたということもまた共通しています。
 グラスワンダーは、怪物のあだ名にふさわしい外国産馬で、有馬 予想1997年の9月中山でデビュー、前哨戦を完勝するなど底知れないスピード能力を見せつけます。明けて
4歳(現行の3歳)、当時は外国産馬はクラシックに出走できませんでしたから、NHKマイルカップを目標とします。しかし持ち前のスピードが仇となり調教中に骨折、
春のシーズンを休養に当てることに。秋に復帰すると緒戦の毎日王冠こそサイレンススズカに敗れたものの次のアルゼンチン共和国杯を快勝、有馬記念に望みます。この
レースには同世代の2冠馬・セイウンスカイや女傑エアグルーヴが出走していましたが、これらを一蹴して優勝、翌5歳時も宝塚記念、有馬記念で同世代のダービー馬・
スペシャルウィークを撃破し最強馬として君臨しました。
 ドリームジャーニーは、2006年夏の新潟デビュー、小柄ながら鋭い末脚が武器の馬でした。暮れの朝日杯に出走、出遅れたものの最後方一気の競馬で優勝します。
このように強い競馬を見せたもののクラシックでは不振で、皐月賞8着、ダービー5着、菊花賞5着とトライアルレースを含めても1勝もできませんでした。古馬になっても
勝てないレースが続きようやく復調したのが5歳の春、産経大阪杯を差しきって優勝。春の天皇賞で3着後、宝塚記念に出走し、ダービー馬・ディープスカイを破り、2年
ぶりのフェブラリーSG1タイトルを手にします。秋はオールカマーより始動し、天皇賞(秋)6着をはさみ、有馬記念へ。このレースの最有力はあのブエナビスタでしたが、これを直線
持ち前の鋭い末脚で交わし優勝、春秋グランプリ連覇を達成しました。

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